企業活動の要となる「経理事務/財務事務」。この職種は数字を通して企業の健全性を支える重要な役割を担っています。本記事では、就活生や転職希望者の方々に向けて、経理事務/財務事務の仕事について徹底的に解説します。実務内容から必要なスキル、キャリアパス、年収事情まで、この記事を読めば経理事務/財務事務の全体像が把握できるでしょう。
経理事務/財務事務の仕事とは?概要説明
目次
- 1 経理事務/財務事務の仕事とは?概要説明
- 2 経理事務/財務事務の仕事の種類
- 3 経理事務/財務事務の仕事に向いている人は?
- 4 経理事務/財務事務の仕事に求められる能力・素質
- 5 経理事務/財務事務の仕事に必要もしくは取得できる資格
- 6 経理事務/財務事務の仕事のやりがい
- 7 経理事務/財務事務の仕事の厳しさ
- 8 経理事務/財務事務の仕事になるには?
- 9 経理事務/財務事務の仕事になるにはどんな学歴が必要?学部別のなり方も紹介
- 10 経理事務/財務事務の仕事のキャリアパス
- 11 経理事務/財務事務の仕事の年収
- 12 経理事務/財務事務の仕事に転職した人はどんな人が多い?
- 13 経理事務/財務事務の仕事からの転職
- 14 経理事務/財務事務の仕事の将来性
- 15 まとめ
経理事務/財務事務は、企業の経済活動を数字で管理・記録し、経営判断に必要な財務情報を提供する重要な業務です。簡単に言えば、「企業のお金の流れを管理する仕事」と言えるでしょう。
経理事務と財務事務の違い
多くの場合、経理と財務は混同されがちですが、実際には以下のような違いがあります:
経理事務
- 日々の取引記録(仕訳)
- 請求書発行・支払管理
- 給与計算
- 税務申告の準備
- 帳簿管理
- 決算書類の作成
財務事務
- 資金調達・運用
- キャッシュフロー管理
- 財務分析・レポート作成
- 投資判断のサポート
- 経営計画の数値化
- 株主・投資家対応
つまり、経理事務は「過去と現在のお金の記録・管理」を担当し、財務事務は「現在と未来のお金の計画・活用」を担当する傾向があります。ただし、中小企業では両者の区別なく一体的に業務が行われることも多いです。
企業における位置づけ
経理部門・財務部門は、管理部門の中核として、以下のような役割を担っています:
- 経営者の意思決定をサポートする財務情報の提供
- 企業活動の適正な記録と報告
- コンプライアンス(法令順守)の徹底
- 会社の「健全性」を数字で証明する
特に近年は、単なる「記録係」ではなく、データ分析や経営戦略への参画など、より高度な役割を求められるようになっています。
経理事務/財務事務の仕事の種類
経理事務/財務事務の仕事は、企業規模や業種によって様々な種類があります。主な業務内容を表にまとめました。
経理事務の主な業務
| 業務カテゴリ | 具体的な業務内容 | 頻度 |
| 日常経理 | 仕訳入力、伝票処理、小口現金管理 | 毎日 |
| 売掛金管理 | 請求書発行、入金確認、売掛金回収 | 週次/月次 |
| 買掛金管理 | 請求書チェック、支払処理、買掛金管理 | 週次/月次 |
| 給与計算 | 勤怠集計、給与計算、社会保険手続き | 月次 |
| 月次決算 | 試算表作成、月次レポート作成 | 月次 |
| 年次決算 | 決算書類作成、税務申告資料準備 | 年次 |
| 税務対応 | 消費税申告、法人税申告対応 | 四半期/年次 |
財務事務の主な業務
| 業務カテゴリ | 具体的な業務内容 | 頻度 |
| 資金管理 | 日次・月次の資金繰り表作成、入出金予測 | 日次/月次 |
| 資金調達 | 銀行折衝、融資書類準備、返済計画管理 | 随時 |
| 財務分析 | 財務指標分析、経営データレポート作成 | 月次/四半期 |
| 予算管理 | 予算策定補助、予実管理、差異分析 | 月次/四半期 |
| IR業務 | 投資家向け資料作成、株主対応 | 四半期/年次 |
| 内部統制 | 財務報告に係る内部統制評価 | 随時/年次 |
企業規模による業務の違い
大企業の経理・財務部門
- 業務の専門性が高く、細分化されている
- チーム制で特定業務に特化することが多い
- システム化・標準化が進んでいる
- 国際会計基準対応など高度な業務も
中小企業の経理・財務部門
- 少人数で幅広い業務を担当
- 経理と財務の区別なく業務を行うことが多い
- 総務・人事など他の管理業務も兼任することも
- 社長や役員との距離が近く、経営判断への関与も
経理事務/財務事務の仕事に向いている人は?
経理事務/財務事務は、特定の性格や素質を持つ人に向いている職種です。自分の特性と照らし合わせてみましょう。
経理事務/財務事務に向いている人の特徴
- 数字に抵抗がない人
日常的に数字を扱うため、数字への苦手意識がないことが基本条件です。必ずしも「数学が得意」である必要はありませんが、数字を通して物事を理解・説明することに抵抗がないことが重要です。 - 几帳面で正確性を重視する人
経理・財務業務では小さなミスが大きな問題につながることがあります。細部まで注意を払い、正確に業務を行える人に向いています。 - 論理的思考ができる人
取引の流れや会計原則を理解し、論理的に処理を行う必要があります。「なぜそうなるのか」を筋道立てて考えられる思考力が重要です。 - コンプライアンス意識が高い人
法令や規則に則った処理が求められるため、ルールを守る意識が高い人に適しています。 - 変化に対応できる柔軟性を持つ人
会計基準や税法は頻繁に改正されるため、常に新しい知識をアップデートする姿勢が必要です。 - コミュニケーション能力がある人
他部署との連携や経営層への報告など、様々な立場の人と適切にコミュニケーションを取る能力が求められます。
経理事務/財務事務に不向きな人の特徴
- 大雑把な性格の人:細かいチェックや正確な数値管理が苦手な方
- 締切を守れない人:月次決算や税務申告など、厳格な期限がある業務が多い
- 変化を嫌う人:制度変更や新しいシステム導入などへの適応が難しい
- 独断で進めたがる人:ルールや基準に従った処理が基本のため
経理事務/財務事務の仕事に求められる能力・素質
経理事務/財務事務の仕事で成功するために必要な能力や素質を、段階別に解説します。
基本的な能力(経験1〜3年)
- 会計の基礎知識
簿記の基本原則、仕訳のルール、財務諸表の構造など - PC操作スキル
Excel(特に関数やピボットテーブル)、会計ソフトの基本操作 - 正確性と注意力
数字の入力ミスや転記ミスを防ぐ集中力 - 期日管理能力
月次決算や支払日程など、締切を守る能力
中級レベルの能力(経験3〜5年)
- 会計・税務の実務知識
減価償却、引当金、税効果会計など応用的な会計処理 - 分析能力
財務データから問題点や傾向を読み取る力 - 業務改善能力
非効率な業務フローを見つけ、改善する提案力 - コミュニケーション能力
他部署や経営層に財務情報をわかりやすく説明する力
上級レベルの能力(経験5年以上)
- 経営視点
数字から経営課題を発見し、解決策を提案できる力 - 戦略的思考
財務戦略の策定や中長期計画への参画能力 - リーダーシップ
経理・財務チームをまとめ、育成する能力 - 専門的知識
連結会計、国際会計基準、M&A関連の会計処理など
業務遂行に必要なスキルセット
上記の図は、経理事務/財務事務に必要なスキルバランスを示しています。実務経験を積むにつれて、すべての領域でスキルを高めていくことが理想的です。
経理事務/財務事務の仕事に必要もしくは取得できる資格
経理事務/財務事務の仕事では、特定の資格が必須というわけではありませんが、以下のような資格を持っていると採用や昇進で有利になります。
主要な資格とその特徴
| 資格名 | 難易度 | 特徴 | 取得メリット |
| 日商簿記検定3級 | ★☆☆ | 簿記の基礎を学ぶ入門レベル | 経理事務の基本知識証明 |
| 日商簿記検定2級 | ★★☆ | 企業経理実務で求められるレベル | 経理担当者としての基本スキル証明 |
| 日商簿記検定1級 | ★★★ | 上級経理マンレベル | 経理のスペシャリストとしての証明 |
| FP(ファイナンシャルプランナー) | ★★☆ | 金融・保険・税金の知識 | 財務・資金運用業務に有利 |
| 税理士 | ★★★★★ | 税務のプロフェッショナル | 税務処理の専門家としての地位確立 |
| 公認会計士 | ★★★★★ | 会計・監査のプロフェッショナル | 高度な会計業務、監査業務に従事可能 |
| BATIC(国際会計検定) | ★★★☆ | 英文会計の知識を証明 | グローバル企業での経理業務に有利 |
キャリア段階別おすすめ資格
経理事務のキャリアをスタートする方
- 日商簿記検定3級・2級
- Excel検定(MOS)
経理事務の専門性を高めたい方
- 日商簿記検定1級
- FP3級・2級
- 全経簿記能力検定上級
経理・財務のエキスパートを目指す方
- 税理士(科目合格でも評価される)
- 公認会計士
- CFP(上級ファイナンシャルプランナー)
- 中小企業診断士
資格取得のためのアドバイス
- 段階的に取得する
いきなり難関資格に挑戦するのではなく、簿記3級→2級→1級というように段階を踏んで取得していくことをお勧めします。 - 実務と結びつける
資格の学習内容を日々の業務に結びつけて理解すると、より効果的に知識が定着します。 - 継続的な学習習慣を作る
会計・税務は制度改正が頻繁にあるため、資格取得後も継続的に学習する習慣が大切です。 - 会社の支援制度を活用する
多くの企業では資格取得支援制度(受験料補助や合格祝金など)を設けているので、積極的に活用しましょう。
経理事務/財務事務の仕事のやりがい
経理事務/財務事務の仕事には、独自のやりがいがあります。実際に働く人たちの声を元に、主なやりがいをご紹介します。
1. 会社の経営状態を数字で把握できる喜び
経理・財務部門は会社の全取引を数字で把握しているため、企業活動の全体像を理解できる特権的な立場にあります。「数字を通して会社の健康状態を診断できる」という点に大きなやりがいを感じる人が多いです。
2. 業務改善による成果の実感
非効率な経理プロセスを改善したり、コスト削減を実現したりすることで、会社に具体的な貢献ができます。例えば、請求書処理の電子化で工数を半減させた、支払条件の見直しで資金繰りを改善したなど、目に見える形で成果を実感できます。
3. 経営判断への貢献
提供する財務情報が経営判断の材料となり、会社の方向性を決める重要な役割を果たします。「自分が作成した財務分析資料が新規事業の判断に活用された」といった経験は大きな達成感につながります。
4. 専門性の高さによる安定感
会計・財務の知識は普遍的で、どの業界でも必要とされるため、高い専門性を持つことで雇用の安定につながります。特に、簿記1級や税理士科目合格などの資格を持っていると、市場価値が高まり、キャリアの選択肢が広がるという安心感があります。
5. 明確な目標と達成感
月次決算や年次決算など、明確な締切と目標があるため、達成感を定期的に味わうことができます。「今月も予定通りに決算を完了できた」という成功体験の積み重ねが、仕事の充実感につながります。
6. 法令改正への対応による成長実感
会計基準や税法の改正に対応することで、常に新しい知識を身につけられます。「改正消費税法に対応するためのシステム改修をリードした」など、変化に適応して成長できる点もやりがいの一つです。
経理事務/財務事務の仕事の厳しさ
経理事務/財務事務の仕事には、やりがいと同時に厳しい側面もあります。就職・転職前に知っておくべき現実的な課題をご紹介します。
1. 締切プレッシャーとの戦い
経理・財務業務は、月次決算や税務申告など、絶対に守らなければならない締切が多数あります。特に月末・月初や決算期は業務が集中し、残業が発生することも少なくありません。
対策:業務の平準化を図る、早め早めのスケジュール管理を徹底する
2. ミスが許されない緊張感
数字の入力ミスや計算間違いが大きな問題につながることがあるため、常に高い緊張感を強いられます。特に決算書や税務申告書は会社の信用に関わる重要書類のため、プレッシャーが大きいです。
対策:ダブルチェック体制の構築、業務手順書の整備、定期的な休憩を取る
3. 専門知識のアップデート負担
会計基準や税法は頻繁に改正されるため、常に最新情報をキャッチアップする必要があります。業務時間外での自己学習が求められることも多いです。
対策:セミナー参加や専門誌購読、オンライン学習の活用
4. 他部署との調整の難しさ
経費精算の催促や予算管理など、時に他部署と対立する場面も発生します。「経理は厳しい」というイメージを持たれることもあり、人間関係の構築に苦労することがあります。
対策:コミュニケーションを丁寧に行う、ルールの背景や理由を説明する習慣をつける
5. 評価されにくい仕事
営業部門のように目に見える成果が出にくく、「問題なく業務が回っている」ことが当たり前と見なされがちです。努力や工夫が正当に評価されにくいと感じることもあります。
対策:業務改善の成果を数値化する、定期的に活動報告する習慣をつける
6. システム対応の負担
会計システムの導入や更新、トラブル対応など、IT関連の業務負担が増えています。本来の経理業務に加えて、システム知識も求められるようになっています。
対策:基本的なITリテラシーを身につける、IT部門との連携を強化する
経理事務/財務事務の仕事になるには?
経理事務/財務事務の仕事に就くためのルートはいくつかあります。それぞれのアプローチ方法とポイントを解説します。
新卒での就職ルート
- 一般事務からのスタート
多くの企業では、最初は一般事務として採用し、その後適性を見て経理・財務部門に配属するケースがあります。事務職採用に応募し、面接で経理・財務への興味を伝えておくと良いでしょう。 - 経理・財務職での新卒採用
大手企業や会計事務所などでは、経理・財務職として直接採用するケースもあります。この場合、簿記の知識や会計への興味をアピールすることが重要です。 - 総合職として入社し、経理部門を志望
総合職として入社後、ジョブローテーションの中で経理・財務部門を希望するという方法もあります。この場合、配属が確約されるわけではないので注意が必要です。
中途採用/転職ルート
- 未経験からの挑戦
未経験でも経理事務への転職は可能ですが、簿記資格(最低でも3級、できれば2級)を取得しておくと採用されやすくなります。 - 一般事務経験者からの転換
一般事務や営業事務などの経験があれば、社内異動や転職で経理事務にキャリアチェンジするケースは多いです。Excel操作スキルと簿記知識を事前に身につけておくと有利です。 - 派遣やアルバイトからのスタート
いきなり正社員は難しい場合、経理補助の派遣社員やアルバイトからスタートし、経験を積んだ上で正社員を目指す方法もあります。
準備しておくべきこと
- 簿記資格の取得
未経験者は最低でも日商簿記3級、できれば2級の取得を目指しましょう。 - Excelスキルの習得
SUM・VLOOKUP・ピボットテーブルなど、基本的な関数やデータ処理スキルは必須です。 - 会計ソフトの基礎知識
弥生会計やPCAなど、主要な会計ソフトの基本操作を学んでおくと有利です。無料のクラウド会計ソフトで練習することもできます。 - 業界知識の習得
志望する業界の特性(製造業なら原価計算、不動産業なら賃貸管理など)を理解しておくと面接でアピールできます。
採用されるためのポイント
- 正確性と細部への注意力をアピール:経理業務に必要な資質として評価されます
- 継続的な学習姿勢をアピール:会計・税務は常に変化するため、学習意欲が重要です
- コミュニケーション能力のアピール:単なる数字の処理だけでなく、他部門との連携も重要な業務です
経理事務/財務事務の仕事になるにはどんな学歴が必要?学部別のなり方も紹介
経理事務/財務事務の仕事は、特定の学歴が絶対条件というわけではありませんが、採用時や昇進時に有利となる学歴やバックグラウンドがあります。
学歴要件の実態
大企業の場合:
- 大卒以上を条件とすることが多い
- 特に財務部門では、難関大学出身者が多い傾向がある
- グローバル企業では、英語力も重視される
中小企業の場合:
- 高卒・短大卒・専門学校卒でも門戸が開かれていることが多い
- 学歴よりも実務能力や資格を重視する傾向がある
学部別の適性と強み
| 学部・学科 | 経理・財務職での強み | 補強すべきポイント |
| 経済・経営学部 | 会計学や財務理論の基礎知識がある | 実務的なスキル(会計ソフト操作など) |
| 商学部・会計学科 | 簿記・会計の専門知識がある | より実践的な税務知識 |
| 法学部 | 契約書理解や法令遵守の視点がある | 数字への苦手意識克服 |
| 理工学部 | 論理的思考力、データ分析力がある | 会計の基礎知識 |
| 文系その他 | コミュニケーション能力が高い傾向 | 簿記・会計の基礎から学ぶ必要あり |
| 短大・専門学校(経理系) | 実務的なスキルを習得済み | キャリアアップのための理論的知識 |
学歴別アプローチ法
大学院卒:
- 会計大学院や MBA 取得者は、財務分析や経営企画など高度な業務を担当できる可能性があります
- 研究内容と企業の事業領域を結びつける形でアピールすると効果的です
大学卒:
- 経済・経営・商学部であれば、学んだ理論を実務にどう活かせるかをアピール
- 文系その他の学部であれば、学生時代に簿記などの資格取得に取り組んだ姿勢をアピール
- 理系学部であれば、データ分析能力や論理的思考をどう経理業務に活かせるかをアピール
短大・専門学校卒:
- 経理事務科など関連学科であれば、実務スキルの即戦力性をアピール
- 資格取得状況(簿記検定など)を積極的にアピール
高卒:
- 独学での資格取得など、自己啓発の姿勢をアピール
- 事務職としての基本スキル(Excel操作など)を確実に身につけておく
学歴より重視されるポイント
経理・財務の世界では、特に中堅・中小企業や実務レベルでは、学歴よりも以下の要素が重視される傾向にあります:
- 資格保有状況(簿記検定など)
- 実務経験の有無と質
- 基本的なPC操作スキル(特にExcel)
- 正確性・几帳面さなどの性格特性
- コミュニケーション能力(他部署との連携が多いため)
経理・財務職を目指す場合、学歴にこだわりすぎるよりも、これらのポイントを強化することが重要です。特に、学歴に不安がある場合は、簿記検定などの資格取得で知識・スキルをアピールすることが効果的です。
経理事務/財務事務の仕事のキャリアパス
経理事務/財務事務からのキャリアパスは非常に多様です。ここでは、主なキャリアパスと、各ステージでの役割・年収・必要スキルを解説します。
一般的なキャリアステップ
1. 経理事務スタッフ(1〜3年目)
- 主な業務:伝票入力、請求書発行、小口現金管理など
- 必要スキル:基本的なPC操作、簿記3級程度の知識
- 年収目安:300万円〜350万円
2. 経理担当者(3〜5年目)
- 主な業務:月次決算、税務申告補助、予算管理補助など
- 必要スキル:簿記2級レベルの知識、会計ソフトの操作
- 年収目安:350万円〜450万円
3. 経理主任/チームリーダー(5〜10年目)
- 主な業務:決算取りまとめ、税務申告書作成、経理チーム管理など
- 必要スキル:簿記1級レベルの知識、税務知識、部下指導力
- 年収目安:450万円〜550万円
4. 経理課長/マネージャー(10年目〜)
- 主な業務:経理部門統括、経営層への報告、経理方針の決定など
- 必要スキル:管理会計知識、マネジメントスキル、経営視点
- 年収目安:550万円〜700万円
5. 財務・経理部長(15年目〜)
- 主な業務:財務戦略立案、資金調達、IR活動など
- 必要スキル:財務戦略、M&A知識、リーダーシップ
- 年収目安:700万円〜1,000万円以上
6. CFO(最高財務責任者)
- 主な業務:経営戦略策定、投資判断、株主・投資家対応など
- 必要スキル:経営戦略、財務戦略、リーダーシップ、交渉力
- 年収目安:1,000万円〜2,000万円以上
経理・財務からの分岐キャリアパス
経理・財務の経験を活かして、以下のようなキャリアパスに進むことも可能です:
- 経営企画部門へのキャリアチェンジ
財務データ分析のスキルを活かして、経営企画や事業戦略立案に携わるキャリア - コントローラー
事業部の予算管理や収益管理を担当し、経営判断をサポートする役割 - 内部監査部門
会計・財務の知識を活かして、社内の業務プロセスやリスク管理体制を評価・改善する役割 - 税理士・公認会計士事務所への転職
実務経験を活かして、会計事務所で顧問先企業の会計・税務サポートを行う - 独立開業(会計事務所の開設)
十分な経験と資格を取得後、独立して会計事務所を開業するキャリア
転職・キャリアアップのためのポイント
- 専門資格の取得
簿記1級、税理士科目合格、公認会計士、米国公認会計士(USCPA)など - 専門分野の確立
連結決算、国際会計基準(IFRS)、M&A、税務、財務分析など、特定分野の専門性を高める - IT・デジタルスキルの習得
ERPシステム、RPA(業務自動化)、データ分析ツールなどのスキルを身につける - 語学力の強化
グローバル企業や外資系企業でのキャリアを目指す場合、英語力は必須 - 業界横断的な経験の蓄積
製造業、サービス業、IT業界など、複数の業界での経理経験があると市場価値が高まる
経理・財務のキャリアは、「専門性を深める道」と「マネジメント職を目指す道」の大きく2つに分かれます。自分の適性や志向に合わせて、計画的にキャリアを形成していくことが重要です。
経理事務/財務事務の仕事の年収
経理事務/財務事務の年収は、経験年数、企業規模、業種、保有資格、役職などによって大きく異なります。ここでは、様々な切り口から年収事情を分析します。
経験年数別の平均年収
| 経験年数 | 平均年収(中小企業) | 平均年収(大企業) |
| 新卒〜3年 | 280万円〜330万円 | 300万円〜400万円 |
| 4〜7年 | 330万円〜400万円 | 400万円〜500万円 |
| 8〜15年 | 400万円〜500万円 | 500万円〜700万円 |
| 15年以上 | 500万円〜600万円 | 600万円〜1,000万円以上 |
役職別の平均年収
| 役職 | 平均年収 | 備考 |
| 経理事務スタッフ | 300万円〜400万円 | 経験による差が大きい |
| 経理主任・リーダー | 400万円〜550万円 | 会社規模による差が大きい |
| 経理課長・マネージャー | 550万円〜700万円 | 会社の業績による変動あり |
| 経理部長 | 700万円〜1,000万円 | 会社規模と責任範囲による |
| CFO(最高財務責任者) | 1,000万円〜2,000万円以上 | 上場企業では更に高額の場合も |
業種別の年収傾向
年収が比較的高い業種:
- 金融業(銀行、証券、保険)
- コンサルティング業
- IT・情報通信業
- 製薬業
年収が平均的な業種:
- 製造業
- 不動産業
- 商社
- サービス業
年収が比較的低い業種:
- 小売業
- 飲食業
- NPO・社会福祉法人
- 一部の中小企業
資格保有による年収アップ効果
| 資格 | 年収アップ効果 | 備考 |
| 日商簿記2級 | +20万円程度 | 経理職の基本資格として評価 |
| 日商簿記1級 | +50万円程度 | 経理のスペシャリストとして評価 |
| 税理士(科目合格含む) | +100万円程度 | 税務業務ができる人材として高評価 |
| 公認会計士 | +200万円以上 | 監査法人からの転職組は特に高評価 |
| USCPA(米国公認会計士) | +100万円以上 | グローバル企業や外資系で評価高い |
年収構成の内訳
基本給:全体の約60〜70%
賞与:全体の約20〜30%(年2回支給が一般的)
残業代:全体の約5〜10%(会社や役職により変動大)
各種手当:全体の約5〜10%(住宅手当、家族手当など)
残業時間と休日
経理事務/財務事務の残業時間は、一般的に以下のようなパターンがあります:
通常期:月10〜20時間程度
決算期:月30〜50時間程度(特に四半期決算や年度決算時)
税務申告期:集中的に残業が増える傾向あり
休日は基本的に土日祝日ですが、決算期には休日出勤が発生することもあります。近年は働き方改革の影響で、決算業務の効率化や休日出勤の代休取得が進んでいる傾向にあります。
年収アップのポイント
- 専門性の高い業務にシフト
単純な入力業務から、決算業務、税務業務、財務分析などへ - キャリアアップに有効な資格取得
簿記1級、税理士科目合格、公認会計士など - 管理職へのステップアップ
チームリーダー → 課長 → 部長というキャリアパス - グローバル経験の獲得
海外子会社とのやり取りや、英文会計の経験 - IT・デジタル対応力の強化
ERPシステムの導入経験、RPA導入による業務効率化経験 - 戦略的な転職
経験を積んだ上で、より条件の良い企業への転職
経理・財務職は、特定のスキルや資格を身につけることで、着実に年収アップを実現できる職種です。単なる「事務職」ではなく、財務・会計のプロフェッショナルとしてのキャリアを意識することで、高年収も目指せます。
経理事務/財務事務の仕事に転職した人はどんな人が多い?
経理事務/財務事務への転職者には、いくつかの特徴的なパターンがあります。どのようなバックグラウンドを持つ人が転職し、成功しているのかを分析します。
前職の職種別割合
一般事務・営業事務からの転職(約35%)
- 基本的な事務スキルを活かしつつ、より専門性の高い職種へのステップアップを目指す人
- 事務職の中でもキャリアパスが明確で専門性を身につけやすい経理に転職する傾向
営業職からの転職(約20%)
- 数字への理解がある営業経験者が、より安定したワークライフバランスを求めて転職
- 顧客折衝スキルを活かして、社内外との調整業務も担える人材に
販売・サービス業からの転職(約15%)
- 接客業の不規則な勤務から脱却し、オフィスワークへのキャリアチェンジを目指す人
- 地道な作業を丁寧にこなす経験が経理業務に活きることも
他業界の経理・財務経験者(約20%)
- より条件の良い企業や自分に合った業界への転職
- 経理のスキルは業界を超えて活かせるため、異業種への転職もしやすい
新卒・第二新卒(約10%)
- 最初から経理専門職を目指す新卒者
- 他職種を短期経験後、自分に合った職種として経理を選択する第二新卒
転職の主な動機
- 専門性の獲得
汎用的な事務職よりも、専門性を身につけてキャリアアップしたい - ワークライフバランスの改善
営業職や接客業などから、比較的残業の少ない職種への転換 - 安定性の確保
景気変動の影響を受けにくく、どの企業にも必要とされる職種への転職 - 適性の発見
数字を扱う仕事や正確性を求められる業務に自分の適性を見出した - キャリアパスの明確さ
資格取得やスキルアップによって段階的にキャリアアップできる道筋の明確さ
成功しやすい人の特徴
経理事務/財務事務への転職で成功しやすい人には、以下のような特徴があります:
- 数字に抵抗がない人
日々の業務で数字を扱うことに苦痛を感じない - 几帳面で正確性を重視する人
細部まで見落とさない注意力と正確さを持つ - 継続的な学習意欲がある人
簿記や会計の知識を独学やスクールで学び続けられる - 論理的思考ができる人
取引の因果関係を理解し、適切な会計処理を考えられる - コミュニケーション能力がある人
他部署や取引先とのやり取りを円滑に進められる
転職時の年齢傾向
経理事務/財務事務への転職は、20代後半から30代前半が最も多く、未経験でも受け入れられやすい傾向があります。40代以降は未経験からの転職はハードルが高くなりますが、経理経験者や関連資格保有者であれば十分可能性があります。
異業種からの転職成功のポイント
- 事前の資格取得
最低でも簿記3級、できれば2級の取得が望ましい - エントリーレベルからのスタート
いきなり責任ある立場を狙うのではなく、経理アシスタントなどからスタート - 経理の基礎知識の習得
会計の仕組み、決算書の見方など基本的な知識を学習しておく - パソコンスキルの強化
特にExcelの関数やピボットテーブルなど、実務で使うスキルを習得 - 前職のスキルの活かし方をアピール
例:「営業時代の売上管理経験が経理業務に活かせる」など
未経験からでも、適切な準備と自己PRによって経理事務/財務事務への転職は十分に可能です。特に、事務職経験者や数字を扱った経験のある方は、比較的スムーズに転職できる傾向にあります。
経理事務/財務事務の仕事からの転職
経理事務/財務事務の経験は、様々な職種・業界へのキャリアチェンジに活かすことができます。ここでは、経理・財務のスキルを活かした転職先と、転職を成功させるポイントを解説します。
経理・財務経験を活かせる主な転職先
1. 経理・財務のスキルを直接活かせる職種
- 会計事務所スタッフ
経理実務経験を活かして、複数クライアントの会計・税務サポートを行う - 経営コンサルタント(財務分析担当)
財務データ分析力を活かして、企業の経営改善をサポートする - 内部監査担当
会計知識を活かして、社内の業務プロセスやリスク管理体制をチェックする - 経営企画担当
数字分析力を活かして、事業戦略や中長期計画の立案に携わる - IR(投資家向け広報)担当
財務知識を活かして、投資家向けの情報開示や対話を行う
2. 間接的にスキルを活かせる職種
- 営業事務マネージャー
数値管理能力を活かして、営業事務部門の管理・改善を担当 - プロジェクトマネージャー
予算管理能力を活かして、プロジェクトの進行管理を行う - バックオフィス統括マネージャー
経理を含む管理部門全体のマネジメントを行う - ERP導入コンサルタント
会計システムの知識を活かして、ERPシステム導入をサポート - 財務アナリスト
財務分析スキルを活かして、投資判断や与信判断を行う
資格取得によるキャリアチェンジ
経理・財務の経験をベースに、以下の資格を取得することで新たなキャリアパスが開けます:
税理士資格:
- 独立開業や税理士法人への転職
- 税務コンサルタントとしてのキャリア
公認会計士資格:
- 監査法人への転職
- 上場企業のIR責任者などの上級職
中小企業診断士資格:
- 経営コンサルタントとしての独立・転職
- 金融機関の融資審査担当
FP(ファイナンシャルプランナー)資格:
- 金融機関の個人向け資産運用アドバイザー
- 独立FPとしての開業
転職市場における経理・財務経験者の評価ポイント
- 数字分析力
経理・財務経験者は数字を読み解く力があると評価される - ビジネス全体の理解度
会社の全体像を数字で把握している経験が評価される - 正確性と緻密さ
経理業務で培われた正確さは多くの職種で評価される - コンプライアンス意識
法令遵守の意識が高いと評価される - 論理的思考力
会計処理で培われた論理的思考力は汎用性が高い
転職成功のポイント
- 経理・財務経験の「翻訳」
経理・財務で身につけたスキルを、転職先の職種でどう活かせるか具体的に説明する - 専門性のアピール
単なる「経理経験」ではなく、「連結決算の取りまとめ経験」など具体的な専門性をアピール - 数字に強いことを示す具体例
「コスト削減プロジェクトで●●万円の経費削減を実現」など、成果を数値で示す - 業界知識の習得
転職先業界の特性や会計上の特徴を事前に学習しておく - デジタルスキルの強化
ExcelのVBAやBIツールなど、データ分析に関するスキルを身につける
経理・財務の経験は、数字を通して企業活動全体を理解できる貴重な経験です。この経験を適切にアピールすることで、様々な職種へのキャリアチェンジが可能になります。転職市場では「数字に強い人材」として評価されるため、その強みを活かした転職戦略を立てることが重要です。
経理事務/財務事務の仕事の将来性
経理事務/財務事務の仕事は、デジタル化やAI技術の進化によって大きな変革期を迎えています。この章では、経理・財務の将来性について様々な観点から分析します。
テクノロジーによる影響
AIやRPAによる業務変化
自動化が進む業務:
- 伝票入力・データ入力
- 定型的な請求書処理
- 単純な集計・分類作業
- 帳票出力・レポート作成
人間の役割が重要な業務:
- 異常値の検知と対応
- 会計処理の判断
- データ分析と経営への提言
- システム設計・運用管理
- 税務戦略の立案
AIやRPAの導入によって、単純作業は自動化される一方、より高度な分析や判断を行う業務の重要性が増しています。経理・財務担当者は「データ入力者」から「データ分析者・意思決定サポーター」へと役割がシフトしつつあります。
クラウド会計の普及による影響
クラウド会計ソフトの普及により、以下のような変化が起きています:
- リアルタイム経理の実現
月次決算から日次・リアルタイムでの経営状況把握へ - テレワークの浸透
場所を選ばない働き方が可能に - 小規模企業の経理レベル向上
使いやすいソフトの普及で、中小企業の経理精度が向上 - 外部専門家との連携強化
税理士や会計士とのオンライン連携が容易に
今後需要が高まるスキル・知識
経理・財務職の将来性を高めるために身につけるべきスキル・知識は以下の通りです:
- データ分析スキル
単なる数字の記録ではなく、経営判断に活かすための分析力 - IT・システム知識
会計システムの導入・運用・改善に関わる知識 - 業務プロセス設計能力
効率的な経理フローを設計・改善する能力 - 統合型レポーティング
財務情報と非財務情報を統合した報告書作成能力 - 国際会計基準への対応力
グローバル企業ではIFRSなどの国際基準への対応が必須 - コミュニケーション能力
専門知識を非財務部門にもわかりやすく伝える力
経理・財務の役割の変化
経理・財務の役割は、従来の「記録係」「数字の番人」から以下のように変化しています:
従来の役割:
- 取引の記録・集計
- 決算書の作成
- 税務申告の準備
- コスト管理
これからの役割:
- 経営判断のための情報提供
- 事業戦略への参画
- リスクマネジメント
- 業務プロセス改善
- デジタルトランスフォーメーション推進
経理・財務人材の需要予測
経済産業省や厚生労働省の調査によると、AIやRPAの導入で単純業務は減少する一方、以下のような分野では人材需要が高まると予測されています:
- 経営戦略に関わる財務人材
数字から経営課題を発見し、解決策を提案できる人材 - IT×会計の複合スキル人材
会計システムの導入・運用・改善を主導できる人材 - グローバル対応可能な経理・財務人材
国際会計基準や海外子会社の管理ができる人材 - 業務改革を推進できる経理・財務人材
経理・財務業務のDX推進をリードできる人材
経理・財務キャリアの将来性を高めるためのアドバイス
- 専門性と汎用性のバランス
税務や連結決算などの専門分野を持ちつつ、経営全般を見渡せる視野を養う - テクノロジーへの積極的対応
AIやRPAなどの新技術を恐れず、むしろ活用する側に回る - 継続的な学習習慣の確立
会計基準や税法の改正に常に対応できるよう、学習を習慣化する - ビジネスパートナーとしての意識
単なる「バックオフィス」ではなく、経営の意思決定に関わる姿勢を持つ - コミュニケーション能力の強化
専門知識を非専門家にもわかりやすく伝える力を磨く
経理・財務の仕事は、テクノロジーの進化によって大きく変わりつつありますが、「企業活動を数字で支える」という本質的な役割は変わりません。変化に柔軟に対応しながら、専門性を高めていくことで、将来性の高いキャリアを築くことができるでしょう。
まとめ
経理事務/財務事務の仕事について、様々な角度から詳しく解説してきました。最後に、重要なポイントをまとめます。
経理事務/財務事務の魅力とやりがい
- 企業活動の全体像を把握できる
数字を通じて会社の状況を俯瞰的に見られる特権的な立場 - 専門性を高めることでキャリアアップが可能
簿記や税務などの専門知識を身につけることで、着実なキャリア形成が可能 - 安定性と需要の高さ
どんな企業にも必要とされる職種であり、比較的安定したキャリアを築きやすい - 経営への貢献実感
提供した財務情報が経営判断に活用され、会社の成長に貢献できる
経理事務/財務事務に向いている人
- 数字に抵抗がない人
- 几帳面で正確性を重視する人
- 論理的思考ができる人
- コンプライアンス意識が高い人
- 継続的な学習意欲がある人
キャリア形成のポイント
- 段階的なスキルアップ
経理アシスタント → 経理担当者 → 経理リーダー → 経理マネージャーと着実にステップアップ - 計画的な資格取得
簿記3級 → 2級 → 1級、または税理士科目合格など、計画的に資格を取得 - 専門分野の確立
税務、連結決算、国際会計基準など、特定分野のエキスパートになる - デジタル対応力の強化
会計ソフトやERPシステム、データ分析ツールなどのITスキルを習得 - コミュニケーション能力の向上
専門知識を非財務部門にもわかりやすく伝える力を磨く
将来の展望
経理事務/財務事務の仕事は、AIやRPAの導入によって単純作業は減少していくものの、以下のような役割はむしろ重要性が増していきます:
- データ分析と経営への提言
- 業務プロセスの設計・改善
- リスクマネジメント
- 経営戦略への参画
テクノロジーの変化を恐れるのではなく、むしろそれを活用して自らの付加価値を高めていくことが、経理・財務職の将来性を高める鍵となるでしょう。
これから経理事務/財務事務を目指す方へ
経理事務/財務事務は、単なる「数字を扱う裏方の仕事」ではありません。企業の意思決定や成長戦略に深く関わる、やりがいのある仕事です。
特に近年は、デジタル化の進展によって経理・財務の役割が大きく変わりつつあります。変化を恐れず、むしろチャンスと捉えて積極的に新しいスキルを身につけていく姿勢が重要です。
数字に対する苦手意識がなく、正確で緻密な仕事を好む方にとって、経理事務/財務事務は長期的に安定したキャリアを築ける魅力的な選択肢と言えるでしょう。
この記事が、経理事務/財務事務の仕事に興味を持つ方々の職種理解と、キャリア選択の一助となれば幸いです。
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職種図鑑では、企画/管理を職種別にカテゴライズしています。それぞれの詳しい仕事内容は個別ページをチェックしてみましょう。
| 職種名 | 主な業務内容 | 特徴 |
| 一般事務 | 書類作成・管理、データ入力、電話対応、来客対応など | 幅広い業務を担当し、汎用的なスキルが求められる |
| 営業事務 | 受発注管理、顧客対応、営業社員のサポートなど | 顧客とのコミュニケーションスキルが重要 |
| 経理事務/財務事務 | 伝票処理、入出金管理、決算書類作成サポートなど | 数字に強く、正確性が求められる |
| 人事事務/採用アシスタント | 勤怠管理、給与計算、採用活動サポートなど | 守秘義務や個人情報管理の意識が重要 |
| 総務事務 | 社内環境整備、備品管理、社内イベント運営など | 組織全体を支える幅広い業務を担当 |
| 秘書/受付 | 役員のスケジュール管理、来客対応、資料作成など | 高いコミュニケーション能力と機転が求められる |
| 医療事務 | 受付業務、カルテ管理、保険請求事務など | 医療知識や専門用語の理解が必要 |
| 法務事務/知財事務 | 契約書管理、法務文書作成補助、知財管理など | 法律知識や専門用語の理解が求められる |
| 広報事務/PRアシスタント | ||
| 貿易事務 | ||
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| 英文事務アシスタント/翻訳/通訳 | ||
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